第35回「姫の戦い」 9月2日放送

 いよいよ、武田家の姫の戦いが勃発しました。戦国時代、戦は、男ばかりと思われがちですが、そんな事はありません。女の人達も、自分の運命や、自分の子供のことを考えて、激しい戦いをしていました。嫉妬や、執着の、女の戦いです。

 また、それが、武田家であったのか、なかったのか、はっきりしたことは分かりません。甲陽軍鑑でも、そんな事は書かれていないと思います。でも、菊は、残念ですがあったと思います。これは、武田家だけでなく、徳川家や織田家などの他の戦国大名も同じですし、天皇家なども同じですが、どうしても、閨閥の組織、権力のある家では、起こるのです。それが、自然です。どこでも、どんな時代でも、大奥の戦いはあるのです。

 だから、武田家でも、姫の戦いがあったと思うほうが自然ですし、実際にあったと菊は、思うのです。そして、その姫の戦い、三条婦人や、由布姫、油川姫などの、いろんな女性の思いが、信玄亡き後の、由緒ある戦国最強と恐れられていた武田家を滅亡させた大きな理由の一つになったと思うのです。

 というのも、武田家が、滅亡した真の理由は、霊的には、諏訪家の呪いだと、菊は前に書いたことがあります。晴信や、勘助が、由布姫の父、諏訪頼重公との約束、まだ赤ん坊だった、諏訪虎王丸を、諏訪家の世継ぎにせず、散々利用したあげくに、捨ててしまったことで、頼重公の御霊の怒りが爆発したのです。たぶん、殺してしまったと思います。

 また、そんな頼重公の御霊の怒りは、娘だった、由布姫にも影響を与えることになります。由布姫は、前世勝頼だったかもしれない菊に、諏訪家を継ぐことを望んでいたのか、武田家を継ぐことを望んでいたのかは分かりませんが、虎王丸のことがあってから、由布姫は、少し精神的におかしくなったと、菊は考えています。信玄公に裏切られたということで、信頼がなくなったのです。

 また、そんな由布姫に、諏訪頼重公の御霊だけでなく、故郷を取られた、多くの諏訪家の家臣の御霊も、由布姫の背景に憑くことになって、由布姫の精神をおかしくなったのです。由布姫の、父上に、虎王丸のことで、申し訳ないことをしたという思いや、由布姫の他の側室や、正室に対する嫉妬心やねたみの気持ちが、諏訪家の御霊を呼び寄せることになったのです。風林火山のドラマでは、それを見事に、表現していると思います。

 しかし、菊は、そんな由布姫が悪いとは思いません。人間なので、誰でも、嫉妬心や、孤独感、裏切られたという思いを持つのが当たり前です。だから由布姫を、そんな風にしたのは、信玄公でもありますし、山本勘助でもあります。

信玄公にも、政が好きで、本来なら武将に生まれたら、活躍した由布姫といても、心が安らがないという理由もあったかもしれませんが、大いに反省して頂かないといけないと思います。父親である頼重公を自害させ、諏訪家を支配するという酷いことをした以上、新しい側室を持っても、由布姫に対する慈しみは、決して忘れてはいけなかったのです。それを、信玄公が忘れなかったら、由布姫は、おかしくならなかったと思うのです。是非、その事は、前世、武田勝頼、由布姫の唯一の子供として、父である信玄公に言いたいと思います。

人が生まれた時に、持っている性格や運勢が分かります。
これは、はっきり言って、すごいです

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