三国時代同盟のその後について
(武田・今川・北条・上杉・織田・豊臣・伊達・島津)  戦国時代同盟作成


  しかし、そんな三国同盟も、6年後の1560年、今川義元公が、桶狭間の戦いで、敗れたことで、おかしくなりました。跡を継いだ、嫡男、氏真は、武将としての力が乏しく、とても、今川家を守ることができませんでした。三河の徳川家康は、自立して、今川領、遠江を狙っています。信玄が、そんな情勢で、徳川家康と組んで、駿河を手に入れる決心をしました。

それで、1568年、武田軍が、駿河に侵攻して、今川家を滅亡させたことで、三国同盟は完全に終りました。成立してから、12年後の事でした。だけど、その為に、信玄は、嫡男、義信を自刀させています。その後、武田家は、北条家とも、戦うことになりました。徳川、北条、上杉と争うことになって、苦しい戦いをしなくてはいけなくなったのです。

だから、三国同盟を破棄することが、信玄にとってよかったのか、どうかは、今も分かりません。少なくても、駿河を手にするのであれば、徳川との約束を守って、遠江に侵攻するべきではありませんでした。信玄公も、過ちをしているのです。

 でも、それはすべて過去のことです。菊は、三国同盟がなくなった後、今川家が滅亡し、武田家と北条家が、激しく戦った過去も、その後、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康が天下を取ったことで、霊界で仲直りして、今は、新しい三国同盟が結ばれていると信じています。

 何故なら、その後、武田家は、織田家に滅亡していますし、北条家も、豊臣家に滅ぼされています。戦国大名としては、存続していないのです。ただ、それでも、三家とも、江戸時代も、高家として家を存続することはできました。家系を守ることは出来たのです。

 だから、もう恨みはないと思います。今川義元公も、氏真では、どちらにしても、家を滅ぼしたことは、よく分かっていたと思うのです。ですから、三人の御霊は、善徳寺で会って、率直に話をして、三国同盟を結んだように、霊界であって、話し合って、和解していると思います。

菊としては、信玄公の御霊は、素直に、今川義元公御霊や、寿桂尼の御霊、北条氏康公の御霊に、頭を下げて詫びて、許しを乞うていると思いますし、三人の御霊も、許してくれたと思います。それだけの器量を持った人達だと信じたいのです。

いえ、それは、今川、武田、北条だけでなく、戦国時代に戦ったもの同士ということで、上杉、織田、毛利などとも仲直りしていると信じたいです。

 だって、今は、戦国時代ではありません。平成の時代です。しかも、下手をしたら、人類が全滅する可能性が高いです。戦国時代とは比較にならない、人類全体の存亡の危機です。そんな時に、争っていても仕方がないです。今は、戦国同盟を結んで、多くの戦国時代活躍した御霊さんが、力を合わせて、戦のない世界を実現させる為に、協力して頂くことが大切だと思いますし、きっとそうしていると思います。

 だから、前世、武田勝頼の魂の一部を持たせて頂いている菊のお役としては、それを、この世で表現することだと思います。そうすれば、目に見えない糸で、どんどんご縁を結んでくれて、力を貸して頂けると確信しているのです。菊なりのお役果たしたいと思います。

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