大河ドラマ　風林火山第４４回　
「信玄暗殺」１１月４日放送で学ぶこと

　風林火山　第４４回で、信玄公が暗殺されようとしました。

　暗殺しようとしたのは、久しぶりに、登場した、諏訪頼重公の遺児、

　大人になった、僧になった、諏訪虎王丸でした。

　しかし、実際に、そんな暗殺が行われたか、どうかは分かりません。

　諏訪虎王丸の存在は、諏訪の姫だった、諏訪御料人、由布姫と、信玄公の間に、

　武田勝頼が、誕生した頃から、忽然と消えています。

　歴史学者が、いくら探しても、虎王丸について書かれた資料は出てきません。

　正直僧になったのか、どうかも、分からないのです。

　ただ、常識的に考えて、虎王丸は、幼くして、病死したか、

　それとも武田家に、殺されたのか、どちらかと思います。

　とても、残念ですし、悲しいひとですが、虎王丸は、

　武田家に利用されるだけして、必要がなくなったら、

　殺されてしまったのです。

　これが、冷静にみれば、真実だと思います。

　そんな事をしたので、武田家の歴史から、消されてしまったのです。

　だけど、キクは、前から、何回も言っていますが、

この事が、戦国最強といわれ、あの織田信長さえ、

心底恐れさせていた、武田家が、崩壊した、真の理由だと確信しています。

　武田家が、信玄公が亡くなった後、十年後、

　しかも、侵略されてから、ろくな抵抗もせずに、

　１ヶ月間で、親族や家臣から、裏切りが続出して、

　呆気なく滅亡していますが、

　その理由は、武田勝頼が、家臣をまとめられない「あんぽんたんだった」

　武田家の金山から金が取れなくなり、財源がなくなった、

　上杉謙信公がなくなった後の跡目相続で、景虎では、景勝を途中から支持して、

　北条家を敵にするというミスを、武田勝頼がしたから・・・・

　いろいろ考えられますが、

　キクは、最大の理由は、霊的には、諏訪家の呪いだと、確信しています。

　歴史家が、いくら調べても分からない、目には見えませんが、

　武田家は、諏訪家や、多くの人達の呪い、恨みによって、滅亡したのです。

　そして、それは、皆さんが、今、生きる上でも、大切な

　教訓になると思っています。

　それは、・・・・・・・

それは、人は、生きている以上、いろんなことをしないといけません。

戦国時代、武田信玄公も、他国に侵略されない、強い国にする為に、

甲斐国内から、他国、信濃に侵略する必要がありました。

その為に、父親の信虎の時に、同盟を結んでいた、

妹の禰々が嫁いでいる諏訪家を謀略で、攻める必要がありました。

キク自身、戦国時代、藩主として生まれた、信玄公の運命、

決められていたことだと思います。

そのことを、菊自身責めるつもりもありませんし、

敗れた諏訪頼重公も、戦国武将です。

十分に理解してくれていると思います。

だけど、どんな理由があっても、父親を殺した、諏訪の姫、

由布姫を無理やり側室にした上に、

自刀する前に、諏訪家の跡は、虎王丸を継がせるという

堅く約束したことを、利用価値がなくなったからと言って、反故にして

その虎王丸を、殺してしまったこと、

これは、どんなにいいわけしても許されないことだと思いますし、

そのおごり、傲慢さが、武田家をあっけなく滅ぼしたと思います。

それぐらい、呪いというものは怖いものなのです。

何故なら、呪いとは、目には見えなくても、耳で聞こえなくても、

確かに、実在している、恨みを持った御霊さん達がすることだからです。

そんな怨みを持った御霊さん達が、仕返しですることです。

しかも、それが、諏訪大社を司っていた諏訪頼重公や、

共に滅亡した諏訪家の家臣の御霊さんなど、多くの存在がしています。

武田家は、気が付かなくても、急速に運をなくし、

山本勘助は、川中島で、策を誤って、後悔のもとで、討たれました。

信玄公の息子、義信は、諏訪頼重が、切腹したのと同じ、東光寺で、

謀反を起した罪で、同じように、自刀しています。

信玄公自身も、天下取りの後一歩、天下取り目前の、一番死にたくない時に、

無念の思いで亡くなっています。

その時に、諏訪頼重公の亡霊が出て来て、

病に苦しんでいる信玄公を苦しめたといいます。

是非、死んだ人も、姿、形が見えなくても、御霊さんは、存在しています。

それを意識して、一緒に、一緒に、皆さんと行動したいと思います。