以前に少しお話ししたのだが『婦人』『女』『母』『娘』などは、地球の比喩であると。預言のパターンはこうである。婦人は、不幸な目に会う。
絶世の美人であるギリシアの婦人
数えきれない争いから幸せを得て
スペイン王国にうつされ
囚人となって 悲しい死をとげる
諸世紀9−78
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
うれしいおとめの清らかなかがやき
もはやかかやきなく
彼女は塩なしに時をすごし
商人 暴漢 残忍な狼とともに
すへてめちゃくちゃで 怪物がみたされるようになるだろう
諸世紀10−98
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
大きくにくむべき最も若い王子
二十歳にしてらい病にかかり
母はあまりの悲しさと みじめさに
やせおとろえて死に
かれは肉も魂も病のうちに死ぬだろう
諸世紀4−7
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
これは不要人類抹殺計画で婦人、美しい地球、母なる大地が死んだことを暗示している。
もう少し具体的な詩を見てみよう。
まことの炎が婦人をのみ込み
潔白が燃えつづけ
襲撃のまえ軍は勇気づけられ
セビルで怪物がみられるとき
諸世紀6−19
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
火で乙女があらわれ
新軍隊のほとんどが
火薬 槍をひとり王だけがもち
夜にエトルリアとコルシカでのどが切られる
諸世紀4−35
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「まことの炎が婦人(地球)をのみ込み」「火で乙女があらわれ」。地球は火の洗礼を受ける。
無辜の民の
処女 寡婦の血
大いなる赤き者によって犯されるおびただしい罪悪
燃える蝋燭にさらされる聖像
恐怖に身がすくみ 誰ひとりとして身動きする者なし
諸世紀8−80
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「無辜の民の 処女 寡婦の血 大いなる赤き者(ロシア)によって犯されるおびただしい罪悪 燃える蝋燭の炎にさらされる聖像(地球) 恐怖に身がすくみ
誰ひとりとして身動きする者なし」。
正義の血をロンドンは求めるだろう
二十の三倍に加えること 六の火に焼かれて
古の貴婦人は高い椅子から転倒する
同類の多くも殺されるだろう
諸世紀2−51
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「二十の三倍に加えること 六」。20×3+6=66。1666年、ロンドンで大火があり聖パウロ寺院が焼け落ちたことを預言した死とされてきた。ノストラダムスは、この1666年の事件に1999年の地球を譬えたのだ。
「二十の三倍に加えること 六の火(1999年の火)に焼かれて 古の貴婦人(古い歴史の地球)は高い椅子から転倒(地軸が転倒)する 同類の多く(地上の人々)も殺されるだろう」。
都市はさびしくなり
そこに残ってだれも住まなくなり
城壁 性 教会 処女性はうばいさられ
剣 火 疫病 大砲で人々は死ぬだろう
諸世紀3−84
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「都市(地球)はさびしくなり そこに残ってだれも住まなくな」ってしまったのだ。美しい地球の「処女性は奪いさられ」、地球は死の惑星となったのだ。
にわかに姿をあらわし 恐慌は凄まじいものとなろう
事件の首謀者どもにかくまわれて
炭火に炙られる女たちはもう見られず
そこで じわじわとお偉方の
怒りの虫がさわぎはじめる
諸世紀5−65
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「にわかに姿をあらわし 恐慌は凄まじいものとなろう 事件(不要人類抹殺計画)の首謀者どもにかくまわれて 炭火に炙られる女たち(地球)はもう見られず」。核の炎で炙られた地球はその粉塵で覆われて見えなくなった。『一、二年で地球に帰れると言われたからこんな宇宙に来たのに、、、』と「そこで
じわじわとお偉方の 怒りの虫がさわぎはじめる」。
聖なる地の下から女の消え入りそうな声が聞こえる
人間の焔が神の声をもとめて輝く
それが独身者の血で大地を汚させ
不純な者どものために聖なる寺院を破壊する
諸世紀4−24
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
彼らは、「女」を、「寺院」を、地球を完全に破壊してしまった。
フォチアの近く 大樽に封じ込められ
キヴァッソが鷲に陰謀をたくらむ
選ばれし者 放逐され 臣民とともに幽閉
トリノにて陵辱 花嫁拉致さる
諸世紀8−8
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「フォチアの近く (陰謀者は、)大樽に封じ込められ キヴァッソが鷲に陰謀をたくらむ 選ばれし者
放逐され 臣民とともに幽閉」。日本語訳が不完全なため完全な解説はできないが、『樽』『鷲』『陰謀』などのキーワードが見られる。さらに「樽に封じ込められる」「選ばれし者
放逐され 臣民とともに幽閉」などのパターンも見られる。その幽閉の原因は「トリノにて陵辱 花嫁(地球)拉致さる」である。
コルシボンの港にはいって
ラベンナ近くで 人々は婦人をとらえて
リスボンの大使は深い海の中へ
岩陰にかくれて 七十のたましいをもちさるだろう
諸世紀9−54
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「コルシボンの港にはいって 人々は婦人(地球)をとらえて リスボンの大使は深い(宇宙の)海の中へ 岩陰にかくれて
七十のたましいをもちさるだろう」。
次に本来結婚すべき相手ではない者に、婦人は奪われてしまう。
彼女の首長の欠席で婦人は
副王によって愛のとりこになり
装いの約束と不幸な贈物で
バールの王子の両手に
諸世紀7−9
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
大きな門の修道士と職人は
門と城壁の近くに住み
婦人に対して秘密にし よりいっそう気をつけて
不信は結婚の口実のもとにたくらまれるだろう
諸世紀6−75
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
これらは悪魔の地球侵略の預言である。本来結婚してひとつになるはずの天使を捨て、悪魔と結婚、浮気してしまった地球の比喩である。これを『姦淫』『淫行』と言い、その悪魔に乗っ取られた地球を『淫婦』と呼ぶ。ノストラダムスの詩でも姦淫、淫婦という言葉を使ったものも多い。これももう少し具体的な詩を見てみよう。
天幕のあいだを飛ぶ鷲は
他の鳥によって追い払われるだろう
シンバルとトランペットとベルの音が
気の狂った婦人に聞こえるときに
諸世紀2-44
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
悪魔によりスペースコロニー計画は阻止され、「(戦争を告げる)シンバルとトランペットとベルの音が気の狂った婦人(地球)に聞こえる」。
町は包囲され夜になって襲撃された
一部の者は海から遠くないところに戦いながら逃れ
婦人は息子の帰りを知って うれしさのあまり気が遠くなり
毒と便りは さざ波の中に隠れる
諸世紀1−41
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「婦人(地球)は息子(子孫)の帰りを知って うれしさのあまり気が遠くな」ってしまう。
奴隷の境遇から土星がでる年に
自由な国は水でおぼれ
トロイの血で彼の結婚があり
かれは確かにスペイン人に 取り囲まれるだろう
諸世紀5−87
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「(宇宙に囚われた)奴隷の境遇から土星(サタン)がでる年に (かつて)自由な国(地球)は水でおぼれ(た) トロイ(地球)の血で彼(サタン)の結婚があり かれ(地球人)は確かにスペイン人(サタン)に
取り囲まれるだろう」。
縁組み協定の色にかくれて
シーレン セランによって寛大なはからい
サン・カラタンとアラース 旅に出て回復
第二殺人者の席が スペイン人によって作られる
諸世紀8−54
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「(地球と悪魔の)縁組み協定の色にかくれて シーレン セラン(悪魔的未来人)により寛大なはからい」。彼らは疫病、飢饉、戦争に苦しむ地球人に石油と食料、ワクチンを与えるという寛大なはからいをしたのだ。
「サン・カラタンとアラース (宇宙への)旅に出て回復 第二殺人者(細菌殺人兵器)の席が
スペイン人(悪魔的未来人)によって作られる」。
神の教会が迫害されよう
聖なる神殿が略奪されよう
母親が子供をシャツ一枚で放り出す
アラブ人がポーランドと縁組みするだろう
諸世紀5−73
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「神の教会が迫害されよう 聖なる神殿(地球)が略奪されよう 母親(地球)が子供(人類)をシャツ一枚で(宇宙に)放り出す アラブ人(悪魔)がポーランド(地球)と縁組みするだろう」。
レーマン湖の近くたくらみがあり
見知らぬ淫婦によって町は敵にわたされ
殺されるまえに
随員はアウグスブルグにやってきて
ラインの人々は侵入しようとするだろう
諸世紀5−12
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
金と銀のかわりに、大量のクレジットがあふれるだろう
それは激しい欲望をあおり、恥じらいの心をめくらにする
姦夫姦婦のこと広く知られて
恥じらいの心はそこでも失われるだろう
諸世紀8−14
「ノストラダムスの大予言」 五島 勉
著
奴隷から解放された人のみせかけの影のもと
彼は人々や町を自身で侵害し
若い淫婦をだまして悪くなり
彼はまちがったつきあいをして
国土にうらぎられるだろう
諸世紀5−5
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
婦人は、本来結婚するはずの天使ではなく、悪魔と結婚、浮気してしまったのである。婦人は悪魔と姦淫を犯した淫婦、大バビロンの大淫婦となってしまったのである。
そして次からは、本来の結婚相手である天使がその伴侶である婦人を取り戻すプロセスを描いた詩である。
聖なる寡婦が耳にする
自らの子孫が悩み苦しむ噂を
自らの追跡によるいさかいを鎮めに導かれる者
剃髪頭を山と積みあげよう
諸世紀6−29
「ノストラダムス全予言」Eチ−タム著 流智明 監修
「聖なる寡婦(地球)が耳にする 自らの子孫が悩み苦しむ噂を」。「(彼らは宗教を造り)剃髪頭(聖職者)を山と積み上げ」た。
貴婦人は、ただ配偶者のものだった王国に、一人取り残された
夫は、彼女の目の前、競技場で名誉の死を遂げた
七年の喪服の後に
彼女は王国の福祉のため永く生きよう
諸世紀6−63
「あらかじめ語られた未来 預言者
ノストラダムス」 ジェイムズ・レイヴァ-著 中山茂、中山由佳 共役
「貴婦人(地球)は、ただ配偶者(善良な人類)のものだった王国に、一人取り残された 夫(善良な人類)は、彼女の目の前、競技場で名誉の死を遂げた 七年(7000年)の喪服の後に(復活して) 彼女(地球)は王国の福祉のため永く生きよう」。
冷たく凍りつき、氷はもう和合せず
未亡人、火、不満
遊戯、慰み、軍隊が不和をひきおこす
結婚によって楽しい期待
1565年12月
プレサ−ジュ
「ノストラダムスの遺言書」 ダニエルルゾ−著 流智明 監修
かつて地球は破壊されたが、今、我々は「(天使と地球の)結婚という楽しい期待」が残されているのである。
沿岸都市の疫病は
死にいたるまで報復をやめないだろう
それは罪なくして処刑される正義の血と
悪風をつくらないよき婦人とで
つぐなわれるまで
諸世紀2−53
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「それ(疫病)は罪なくして処刑される正義の血と 悪風をつくらないよき婦人(地球)とで つぐなわれるまで」続くのである。
地球人が天使を受け入れ、悪魔との姦淫をやめさえすれば、疫病、飢饉、戦争は起こらないのである。
天使は、一部の地球人のみを救いたくてこのようなことをしてきたのではなく、やはり全人類を救いたくてこのようなことをしてきたのだ。だから疫病が発生する3月までに、自己の生命に内在する唯一の神とその神性を認め他者に対する隣人愛をもって地球を一つにし、これだけのことをしてくれた天使をこの地上に導き入れれば、疫病、飢饉、戦争などの産みの苦しみを経験する必要はない。
国の弱さは貧しい血縁関係の
一突きによって帝国は平和になり
長いあいだ婦人が統治し
それによって悪くなることは決してないだろう
諸世紀3−28
「ノストラダムス予言原典 諸世紀」 大乗和子 訳
「国の弱さは貧しい血縁関係(天使的血縁関係者)の一突きによって帝国は平和になり 長いあいだ婦人(地球)が統治し それによって悪くなることは決してないだろう」。
だから聖書は、イエスを代表とする天使と天から下ってくる新しいエルサレムの結婚、この地球に出現する神の国との結婚という形で終わっているのだ。
また、聖なる都、新しいエルサレムが、
夫のために着飾った花嫁のように用意をととのえて、
天から下って来るのを見た。
聖書 ヨハネの黙示録 21章
第七章 「シーザー・ノストラダムス」
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